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2023年6月1日、コニカミノルタマーケティングサービス株式会社はゴウリカマーケティング株式会社に商号を変更いたしました。

2022.03.30

100社実績のコンサルタントが語る!マーケティングに強い会社の共通点

100社実績のコンサルタントが語る!マーケティングに強い会社の共通点

マーケティングに強い会社とはどういった会社なのでしょうか。マーケティング予算が豊富、マーケターの人数/リソースが潤沢など、規模の力で強みを持っている会社もあるでしょう。

しかし、資本力や規模ではないノウハウで以て、圧倒的なマーケティング力を発揮している会社があります。


多種多様で膨大なマーケティング業務から、切り出し可能なものは外部の力を利用することで、コア業務(=マーケティングのメインタスクである、分析・戦略立案・実行)へ限られたリソースを集中投下することで、そのマーケティング効果を最大限に発揮させるのです。

マーケティング先進の欧米から広まったこの手法、簡単なようでノウハウが必要となって参りますが、採用している会社は皆一様に大きな成果をあげてきています。

本インタビューでは、100社以上の会社のマーケ部門の働き方改革・組織改革に携わってきた業務DXコンサルタント板倉智康氏が具体的な事例と共にマーケティング力を高めるためにまず何から取り組むべきなのか、そのノウハウについて詳しくご説明いたします。

コニカミノルタマーケティングサービス株式会社
業務DXコンサルタント

板倉 智康

SP代理店にて大手飲料メーカー、食品メーカー、外資系企業等々の販促企画業務に従事した経験を活かし、マーケティング領域における業務効率化及びコスト削減を支援。日本独特の組織である販促部門の在り方を見直し、適切な予算投下と人員配置を実現するための改善策を提案。プライベートでは10数年にわたり大学アメリカンフットボールのコーチとして活動中。

マーケティングに強い会社の共通点:マーケターが「コア業務」に取り組めている


✓Point

  • マーケティング強さにもいろいろあるが、マーケティングに強い会社には一つ共通点がある
  • その共通点とは、マーケターがマーケティングのコア業務に取り組めていることである。

質問者
本日は「マーケティングに強い会社」について、業務DXコンサルタント 板倉さんにお話を伺います。

板倉さん
よろしくお願いいたします。

質問者
板倉さんはこれまで、業務改革コンサルタントとして、多くの会社のマーケティング部門のお手伝いをされてきたんですよね。

板倉さん
はい、これまで約100社以上のお客様のマーケティング部門からご相談をいただき、業務効率化・働き方改革のお手伝いをしてまいりました。

クライアント様には幅広い業種・業態が含まれておりますが、平均40%以上の業務効率化が可能です。

質問者
40%!そんなに!

多くの会社のマーケティング部門のご相談に乗られて、共に大きな成果を上げて来られた板倉さんに是非お聞きしたいのが、今回のテーマの「マーケティングに強い会社」です。これまで携われた中でどんな会社がマーケティングに強いと思われましたか?

でも、マーケティングに強い会社と一言で言ってもその強さもいろいろですよね。

板倉さん
そうですね。サービスや製品によって、売り方や販売チャネルも異なりますし、戦略・手法も様々です。
商品訴求がうまい会社、売上数量予測の巧みな会社、消費者の心をつかみ続ける会社、いろいろあります。

ただ、私が見てきた中で、マーケティングに強みがある会社にはひとつ、共通点があるんですよ。

質問者
え、共通点?それは何ですか?

板倉さん
それは、「マーケターがマーケティングのコア業務に取り組めていること」です。

マーケターのコア業務はマーケティング戦略立案・実行・効果検証


✓Point

  • マーケティングのコア業務とはマーケティング戦略立案・実行・効果検証である。
  • マーケティング業務には、コア業務以外にも販促物の企画・手配・管理・配送といった業務も含まれる。
  • 販促業務は時間と工数がかかるのでコア業務を圧迫している。
  • 業務効率化を図り、コア業務に専念することがマーケティング力を高めるために不可欠。

質問者
コア業務?コア業務というのは核となる業務ってことですよね。例えばどういったことですか?

板倉さん
はい。マーケティング業務のコア業務、つまりマーケターの最重要ミッションは市場分析や業界分析からのマーケティング戦略立案・実行・効果検証、そしてその結果、売上を拡大・向上させることですね。

質問者
はい。それこそがマーケターのお仕事ですよね。それ以外にあるんですか?

板倉さん
実はマーケターの仕事は、マーケ施策の戦略立案以外にも、製品・サービスの販売力を高めるための販促物の企画・手配・管理・配送などもその業務に含まれます。

質問者
なるほど、販促物の企画・管理・配送ですか。確かにそういう業務も大切ですよね。
ただ、企画だけじゃなく、管理・配送まで…となると、かなり手間がかかりそうですね。
全国各地の営業さんから「明日までに100個ほしい!」とか急ぎのリクエストなどもあるでしょうし。

板倉さん
その通りです。販促物の手配業務は期日に追われ、さらに工数が非常にかかる性質のものです。そして営業や流通様からご要望があれば対応しない訳にはいかないため、先程お伝えしたようなマーケティングの分析・戦略立案・実行・効果検証といったコア業務に割く時間を確保できないことが多いんですよ。

質問者
え、大変なことじゃないですか!
マーケターとしては本当は一番、分析や戦略にこそ時間・工数をかけたいところですよね。

板倉さん
仰る通りです。日本のマーケターの多くはそのジレンマに苦しまれています。
どこのマーケティング部門も限られたリソースで、戦略業務・販促業務を何とか回しているのが現状です。
そのため、業務を捌く事が目的となってしまい、”消費者に目を向ける”マーケターの最も重要な視点が抜け落ちている危険性があります。

そこで重要なのが業務効率化なんです。戦略業務(コア業務)と販促業務(ノンコア業務)をうまく切り分け、手間と時間のかかる販促業務は外部のプロに任せることで業務の効率化を図ります。

今、外部をうまく活用して、業務効率化を図り、マーケターはじっくり分析・戦略立案に力を注ぐことで、マーケティング力が高まっている会社がどんどん増えてきているんですよ。

スペシャリストが業務効率化とコストダウンの両立を達成させる


✓Point

  •  ノンコア業務は外部のプロに任せるのがベスト
  •  外部のプロは、広告代理店やSP会社等あるが、費用が膨大となる可能性大。
  •  欧米発祥ノウハウの「スペシャリスト」であれば業務効率化とコストダウンが同時に叶う。

質問者
マーケティング力強化のためには、マーケターにはマーケターしか出来ない、分析・戦略立案に集中する、それが不可欠なんですね。そして工数と時間のかかる販促業務は外部のプロにお任せすると。
外部のプロって、広告会社やSP会社や広告代理店のことですよね。確かに頼りになりますが結構費用は掛かってきませんか。

板倉さん
そうですね。そういった制作会社の方はプロで頼りになります。
一方で先に述べた通り、マーケターの皆様は時間が無いので代理店に丸投げしてしまうケースが多いんです。
その結果、管理費用といった形で、販促物の制作費に加えて、大きな費用が乗って来ていて、トータル請求費用が膨らんでいるといったことはよくあります。

実は、欧米から始まった、販促業務を外部に任せつつ費用はコストダウンをさせることが出来るノウハウがありまして、ご相談に乗った際はその手法導入をアドバイスしています。

質問者
えー!業務効率化しつつコストダウンまできるなんてそんな都合のいい話があるんでしょうか。(疑いの目)

板倉さん
そうご懸念される方は大変多いです。「そんなうまい話が、、、」と。
しかし、あります。端的に言うと、社内に販促物製作のプロを抱えれば良いのです。

質問者
内部に?新しく採用するということでしょうか。

板倉さん
そうできればいいですが、なかなかどんな方を採用すればよいか難しいかと思います。
なので、弊社から派遣いたします。
弊社はコニカミノルタグループとして、印刷や制作のプロを多数抱えております。

スペシャリストと呼んでいるのですが、このスペシャリストを販促物のプロとしてお客様のマーケティング部門に派遣します。マーケティング先進の欧米で発祥したノウハウから生まれた、この「スペシャリスト」はあたかもお客様社内の人間かのように販促物制作業務に携わることになります。

質問者
なるほど。でも、結局コニカミノルタに払うスペシャリストの人件費がどーんっとかかるじゃないですか!

板倉さん
それがそうはならないんです。なぜなら、弊社スペシャリストを入れることで、間違いなく販促物はこれまでかかっていた金額からコストダウンされるからです。その販促物のコストダウンの費用でスペシャリストの人件費が丸々賄えてしまうこともあるんですよ。

どのくらい業務効率化やコストダウンが出来るかは、無料コスト/プロセス診断で事前に確認可能


✓Point

  •  業務効率化とコストダウンがどれくらいできるかは事前確認が重要。
  •  無料診断であれば、ヒアリングによりどの程度業務効率化やコストダウンできるか算出可能。
  •  1分チェックであれば、Webで簡易にその場で行える。

質問者
業務効率化がされて、販促費用もコストダウンされるとは。
しかも元々販促の仕事をやられていたマーケターは工数に余剰が出ますしね。
ただ、本当にそんなコストダウンができるんですかね。今だって実はすっごい安い金額で発注出来てるかもしれないじゃないですか。
スペシャリストの方を入れたら確かに効率化は出来たけど、そんなにコストダウンは出来なかったってことがありそうです。

板倉さん
そう懸念される方も多いです。なので、そういった方々のため、事前に無料診断を行ってますよ。

質問者
無料診断?

板倉さん
はい。販促物の制作についてご担当の方にヒアリングさせていただいて、我々がお手伝いすることでどれくらい業務効率化できそうなのか、どれくらいコストダウンできそうなのか、これまでの経験から算出してお出しします。

質問者
なるほど!事前に業務効率化もコストダウンもある程度見込みが立てられるんですね!

板倉さん
はい。もし直接ヒアリングされるまではちょっとハードルが、、、という方はWeb上で出来る1分チェックもご用意してますよ。

質問者
1分で!これならちょっと試してみようかなって思いますね。

結論!マーケティングに強い会社を目指すなら、業務効率化を進め、マーケターがコア業務に専念することが必須!

質問者
これまでお話を伺って、マーケティング業務を整理して、マーケターが主たる業務に専念できるからこそ、マーケティングが強くなるというのは、当たり前で地道なことはありますが、納得です。

板倉さん
はい。私が業務DXコンサルタントとして、100社以上見てきた中で強く思うのは、マーケティングに強い会社を目指すには業務効率化を進め、マーケターが戦略業務といったコア業務に専念することはマストだということです。しっかりと消費者に目線を向けるというこです。
日本のマーケターの方は本当にたくさんの業務を少ない人数で回されています。

そして、大きな会社も小さな会社も一様に同じような悩みを抱えられているのをよく耳にします。
既にやり方が確立している自社では難しいかも、と思われても、第三者である我々からお話やノウハウをお伝えすることで改革が進むこともありますので、ご相談いただければと思います。

質問者
なるほど。よく分かりました。ありがとうございました!


✓結論

  • マーケティングに強い会社を目指すなら、業務効率化は避けられない。
  • ノンコア業務を外部委託してマーケターがコア業務に取り組めている会社こそ、マーケティング力を発揮している!

マーケティング部門の業務効率化とコストダウンが可能となるハンズオン型コンサルティングサービスMagonote

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