2022.04.25

データドリブンマーケティングとは|実施手順やメリットを解説

データドリブンマーケティングとは|実施手順やメリットを解説

データドリブンマーケティングとは、データ活用を重視したマーケティング手法のことです。マーケティングにデータを取り入れることで、顧客の購買行動を正確に把握できたり、自社に合った施策を取り入れたりできます。この記事ではデータドリブンマーケティングのメリットについて見ていくとともに、実施の際の5つのステップについて解説します。

データドリブンマーケティングとは?

データドリブンマーケティングとは、データ活用に重きを置いてマーケティングを実施することを意味します。「データドリブン(Data Driven)」はデータに基づく意思決定を指し、データに基づいて経営の意思決定を行う「データドリブン経営」という経営手法もあります。

データドリブンとは真逆の手法に「KKD」があります。KKDは「経験」「勘」「度胸」の頭文字から取った造語です。データドリブンが注目される以前のマーケティングでは、マーケターの経験や勘を基にした戦略が立てられがちでした。しかし、データを重視したマーケティングに取り組むことで、客観的な情報を基に戦略設計が可能となります。また、マーケティング戦略立案の属人化を防ぐこともできます。

データドリブンマーケティングが台頭した背景には、デジタル技術の発展により、データの取得が容易になったことが挙げられるでしょう。データ管理のためのツールも増え、多くの人がデータを活用したマーケティングを実施できるようになったのです。

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データドリブンマーケティングを取り入れるメリット

顧客の購買行動を正確に理解できることは、データドリブンマーケティングのメリットの一つです。また、データを基に自社に合った施策を検討・立案できます。それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

顧客の購買行動を正確に理解できるようになる

データドリブンマーケティングでは定量的なデータを重視することから、顧客の購買行動を正確に理解できるようになります。特に、近年では顧客がオンラインとオフラインを行き来しながら購買行動を取っており、購入を決定するまでに必要な情報を収集するための手段も多岐に渡っています。顧客が商品やサービスをどのように認知し、情報収集、比較検討し、購入したかデータを基に正確に理解する必要があるのです。

また、データを重視しながらマーケティング施策に取り組むことで、施策の振り返りが実施しやすくなります。データを基に施策を立案し、実施結果についてデータを基に分析することで、PDCAサイクルを回しやすくなるでしょう。振り返りの結果、社内で共有していた仮説とは違った顧客の購買行動が浮き彫りになる可能性もあります。新しく判明した顧客の購買行動を基に、より効果的なマーケティング施策を打ち出せるのです。

自社に合った施策の検討・立案が行いやすくなる

データを基にマーケティング施策について考えることで、自社に合った施策を検討・立案しやすくなります。

マーケティングに取り組む際にありがちな失敗の一つに「他社の成功事例をそのまま自社に当てはめてしまう」ことがあります。他社の成功事例は確かに魅力的ですが、自社の状況はもちろん、ターゲットとなる顧客も全ての要素が同じということはありません。自社の実像に合致するよう、マーケティング施策を正確にカスタマイズしていく必要があるのです。

カスタマイズされた自社独自のマーケティング施策立案の際に、データは大きな役割を果たします。「なんとなく自社の製品は女性が好んでいそうだから、次はこのような商品(キャンペーン)を始めよう」という感覚的な戦略は独自の施策とはいえません。顧客の属性や購買行動に関するデータを取得、分析することで「30代の女性、主婦で過去1カ月以内に製品Aを手に取ったので、次はB製品のプロモーションを強化していこう」という具体的な施策が立案できるのです。

データドリブンマーケティングを実施する5つの手順

データドリブンマーケティングは、「目的の明確化」「データの収集」「データの可視化」「データ分析とアクションプランの策定」「施策の実施と振り返り」の5つの手順で実施していきます。

【STEP1】目的の明確化

データドリブンマーケティングの実施にあたっては、「何のために取り組むのか」という目的を最初に設定しましょう。今や収集できるデータは無数にあるため、目的もなくデータを集め出すと終わりが見えなくなってしまいます。目的がないままデータを分析しても、行き当たりばったりの戦略しか立てられないでしょう。

目的を設定した後は、目的達成のためのKPI(重要目標達成指標)を立てることが大切です。KPIが複数ある場合は、KPIツリーを組み立てて、それぞれで収集・分析するべきデータを定義づけておきましょう。すでにある程度データが収集できている場合は、データを基にKPIの具体的な数値を設定していくのも良いでしょう。

【STEP2】データの収集

目的の設定、目的を基にしたKPIを立てた後は、KPIに沿って必要なデータを集めていきます。KPIが増えるほど、収集するデータは多くなります。比例するように、利用するツールやサービスも増えていくでしょう。適切にデータを管理する方法についても、この段階で検討していきます。データ収集・管理はなるべくシンプルな形で進めるべきです。自動化できる部分は自動化していくと良いでしょう。

【STEP3】データの可視化

データは数字のため、ただ羅列しただけでは分析が思うように進みません。データ分析を助けるBIツールや、マーケティング活動を助けるDMP(Data Management Platform)、顧客データを管理するCDP (Customer Data Platform)を活用するなどして、データの可視化を進めていきましょう。

【STEP4】データ分析とアクションプランの策定

可視化したデータを基に、結果や課題、改善点を分析していきます。分析した内容から、課題や改善点を解決するためのアクションプランを策定していきましょう。

正確にデータを分析していくためには、「データサイエンティスト」「アナリスト」「データアーティスト」と呼ばれる専門家が必要な場面も出てきます。自社に人材がいない場合は、外部の専門家への委託も検討してみましょう。

コニカミノルタマーケティングサービスでは、業界知識とマーケティングに精通した経験豊富な自社のデータサイエンティストがお客様のデータ分析と活用を戦略的に支援致します。

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【STEP5】施策の実施と振り返り

アクションプランを基にした施策を実行した後は、振り返りを行います。正確に振り返りを進めていくために、施策実施時もデータを取得する必要があります。

振り返りの後は、ここまで紹介してきたステップを繰り返しながらさらに施策を磨いていくことが大切です。KPIツリーは日々見直していきましょう。

データドリブンマーケティングを助ける「Go Insight」

データを活用するためには、先述の5つのステップのようにデータを収集、可視化して分析することが大切です。ツールを活用していくとともに、データに関する専門知識を持った人材が必須になってきます。

データドリブンマーケティングには専門知識が必要で、かつ手間もかかります。自社内に実施のためのアセットがない場合は、支援サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

コニカミノルタが提供する「Go Insight」は、店舗の棚前での顧客行動に関する行動データを取得し、分析するデータドリブンマーケティングの支援サービスです。店舗での顧客行動に関するKPIツリーの策定から、データ収集、データ分析まで、業界に精通したそれぞれのプロフェッショナルが手掛けます。

まとめ

ここまで、データドリブンマーケティングの概要やメリット、実施のステップについて見てきました。

データドリブンマーケティングは、データ活用を重視したマーケティング手法です。顧客の購買行動を正確に理解でき、自社の状況に合ったマーケティング施策を立案できます。

実施にあたっては、実施の目的をはっきりとさせておくことが大切です。目的を基にKPIを設定し、KPIに沿って収集するデータを決めていきます。収集したデータは可視化し、そこからアクションプランを策定、実施します。実施後は振り返りが欠かせません。

一連の流れには、ツールの活用やデータのプロによる分析が必要になってきます。「自社でデータドリブンマーケティングを実施したいがノウハウがない」「実施しているものの効果が出ない」とお悩みの事業者様は、ぜひコニカミノルタマーケティングサービスまでご相談ください。

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