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2020.07.20

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【ウェビナー開催レポート】なぜミズノはBPOに踏み切ったのか? 〜導入企業が語る販促業務の新しいマネジメントスタイル 〜

【ウェビナー開催レポート】なぜミズノはBPOに踏み切ったのか? 〜導入企業が語る販促業務の新しいマネジメントスタイル 〜

販促物の手配業務とコストの効率化に長年課題を感じられていたミズノ様。本対談では、コニカミノルタマーケティングサービス(KMMS)のBPOサービス導入に踏み切った理由と下記の好循環を生み出すまでの経緯をお話いただきました。本レポートはその抜粋版となります。
①販促物の手配業務30%削減
②販促物コスト最大40%削減
③創出された時間と予算を新たなマーケティング施策へ投資

<この記事を読んで頂きたい方>
・販促物制作業務の効率化を検討しているマーケティング部門マネージャーの方
・業務改革にどこから手を付けるべきか悩んでいる経営企画部門マネージャーの方
・非効率業務や雑務を削減したい 販促物制作ご担当者

パネリストプロフィール
営業統括本部 首都圏支社 支社長
薬師寺 洋彰 (やくしじ ひろあき)

1994年ミズノ株式会社入社。入社後20年以上、広報宣伝部に在籍し各種メディア対応を通じて自社のブランド価値向上に取組む。2017年よりライフ&ヘルス事業企画部部長として、生活者市場での健康課題の解決を目指し、スポーツシーンで培ったノウハウを活かした商品・サービス開発に従事。2020年3月より現職。

モデレータープロフィール
コニカミノルタマーケティングサービス株式会社 営業DXコンサルタント
板倉 智康(いたくら ともやす)

SP代理店にて大手飲料メーカー、食品メーカー等の販促企画業務に従事した経験を活かし、マーケティング領域における業務効率化及びコスト削減を支援。日本独特の組織である販促部門の在り方を見直し、適切な予算投下と人員配置を実現するための改善策を提案。プライベートでは10数年にわたり大学アメリカンフットボールのコーチとして活動中。

顕在化していた3つの「課題」

①経済的なスケールメリットが生まれにくいサプライヤーとの関係
magonote導入以前、ミズノ様の抱えるサプライヤーはおよそ30~40社。しかしながら、実質取引が行われていたのは上位数社ほどであった。
目まぐるしい販促業務の中、わずかな時間でニーズをくみ取ってくれる、いわば「阿吽の呼吸」となる特定サプライヤーと取引が固定化。
大量製造する販促物においてはコスト経済性が求められるにもかかわらず、価格競争が生まれづらい状況が発生していた。

②「当たり前」に埋もれてしまった負担の大きい業務フロー
長年にわたって受け継いできた業務や手法に対しては、概して疑問は生まれにくいもの。
ミズノ様でも販促物制作のたびに販促担当者がぞれぞれ、営業マンに販促物の必要数を提出してもらう業務がルーチン化していた。多種多様な製品を展開するミズノ様では、販促物の種類も多く、毎月集計業務を実施せねばならなかった。また集計方法も、メール、Excel、イントラ利用など、販促担当者ごとに異なるため、営業マンの手間もかかっていた。マネジメント層ではこれら業務の非効率性は認識していたが、各部門での運用方法が異なるため、共通課題や支障をきたしている課題の洗い出しが困難で長年メスを入れられていなかった。

③組織としての生産性向上が急務
デジタルマーケティングの強化推進に向けて、組織・リソースを見直す必要があった。さらに、事業領域・販売チャネルが拡大している中で、部門を横断した全社的な生産性向上の仕組みづくりが待ったなしの状態であった。

BPO導入までの経緯

BPO導入には、大きな決断が必要であった。それは長年の付き合いがあるサプライヤーから理解が得られるのか、またKMMSの提案するスペシャリスト※3名で本当に販促業務が巻取れるのか、という点だった。
しかしながら、ミズノ様は新しい一歩を踏み出した。プロジェクトを検討してきた総合企画部には、「当事者の苦労」「問題の根深さ」をよく知る元販促担当者がいらっしゃり、組織全体の変革には会社としての大きな舵取りが必要であることを、誰よりも認識されていたのである。
※スペシャリスト:販促に精通したKMMSの専門スタッフ。クライアント先に常駐しノンコア業務の巻取り代行を実施する

BPO導入~販促物コスト最大40%削減へ~

アクセルを踏み切んでからは、すぐさま改革に着手。
まずは全販促物の製造に対して、オンライン入札システムを導入することにより価格競争を起こし、約40%の大幅なコスト削減を実現。
業務スリム化にも着手し、販促物の集計作業をKMMSの専用システムに完全移行。毎月実施していた集計業務そのものを、展示会に合わせて年2回に集約することに成功。
また販促物の製造~納品までの進行管理、在庫管理もKMMSスペシャリストへアウトソースし、販促担当者の業務量を約30%削減。
本来注力すべき、企画や戦略などのコア業務に取り組む時間を創出した。
成功のカギは、サービス導入前に業務フローの整理を徹底的に行い実務に沿った形で業務巻取りを設計したこと、また販促部門の担当者や既存サプライヤーへ、取り組みの理解と目的共有を入念に実施したことであった。

これからの販促活動

withコロナの時代、消費者の店頭商品接触が減ってきており、販促物はどんなしつらえであるべきか、何を訴求すべきかが課題となると考える。
KMMSとはコスト・業務削減を引き続き取り組みながら、売上を上げるために限られた予算の中でいかに効率的に販促施策が打てるかを共に考えていきたい。

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